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読むと、不思議と身体がほぐれ、呼吸が深くなる体験型の小説
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希望の吐息
『希望の吐息』
ルンルン
読むと、不思議と身体がほぐれ、呼吸が深くなる体験型の小説
どんなことでも滑らかに、浮いたように、いつでも動ける構えができているかどうかが大切です。
「生きることは、息を長く吐くことなんですよ」
(本文より)
トラックの運転手をしている主人公。
毎日長時間労働で疲れ切っており、同僚たちはパチンコかキャバクラにばかり行っている。
ある日の帰り道、テニスコートでテニスをする人々が目に入る。
老若男女も上手い下手も問わずに、テニスを楽しんでいる人々。
特にコーチが明るい人で、生徒への声かけもしっかりしている。
主人公は、昔はインターハイの優勝候補とすら言われていたが、テニスと縁を切った生活をして久しい。
コーチの姿を見ながら、自分はなぜこうなれなかったんだろうと思いつつ、帰宅する。
家では長くうつ病を患っている妻が眠っている。
夫の帰宅に目を覚ました妻だったが、「寝ていて。今ご飯作るから」という夫。
夫婦二人で支え合って生きてきた。
ある日会社で開かれたメンタルトレーニングの講座で、この間見かけたテニスコーチに会う。
そして、彼と出会ったことで主人公は変わっていく。